リスケ(リスケジュール)とは?ビジネスでの意味と使い方、依頼・返信のマナー
更新日:2026.09.10
公開日:2024.05.31

「リスケ」とはリスケジュールの略語。ビジネスでは主に「日程調整」という意味で使われます。ただし、ビジネスシーンで安易に使用すると失礼になるため、注意しなければなりません。
本コラムでは、リスケの意味、理由別の依頼例文、依頼手順、ビジネスマナーに則ったメール例文まで、現場で必要となるリスケの知識をわかりやすく解説します。
リスケとは?意味と言い換え、具体的な使い方
はじめに、「リスケ」という言葉の意味を確認していきましょう。
最も基本的な意味は「日程調整」ですが、使われる業界や文脈によっては異なる意味となる場合があります。例文とともに、リスケの使い方もご紹介します。
リスケは何の略?基本の意味と言い換え表現・対義語
リスケとは、英語の「reschedule(リスケジュール)」を略した言葉です。「re-」という英語の接頭語は「再び」「繰り返し」を示すため、全体として「再び予定を組み直す」という意味になります。言い換えれば、「スケジュール変更」「日程調整」「予定の再調整」などとなります。
【リスケの言い換え表現の例】
- スケジュール変更
- スケジュール調整
- 日程変更
- 日程調整
- 予定の再調整
- 予定の前倒し(本来の予定より前に実施する場合)
- 予定の後ろ倒し(本来の予定より後に実施する場合)
ビジネスシーンでは、会議や打ち合わせ、面談などの日程調整の文脈でリスケが使われます。
リスケという言葉は、ビジネスで使うにはカジュアルな表現であり、「若者言葉」と言われることもあります。したがって、丁寧なやりとりや礼儀を重んじる場面では「リスケします」といった表現はふさわしくありません。同僚や仲間内での表現として覚えておくとよいでしょう。
リスケの対義語は、「予定通り」を意味する「オンスケ」「on schedule(オンスケジュール)」です。
なお、金融業界では「日程調整」とは異なる意味で用いられます。
【要注意】銀行など金融機関で使われる「リスケ」
金融業界の用語であるリスケは、「返済条件の変更」を意味します。例えば、「当面の間は、返済する月額金額を減らす」といったときに使われます。企業では、借入金返済を予定通りにできなくなったケースなどが該当します。
金融用語のリスケは、高金利での新たな借り入れを避け、不良債権化も防ぐ重要な選択肢です。ただ、通常リスケ期間は1年以内に設定され、その中で経営改善計画の8割程度を達成できなければ、不良債権扱いとなってしまう可能性が格段に高まります。
このように、金融用語のリスケは単純なスケジュール変更だけでなく、経営危機に直結する重要な言葉となっています。
リスケの具体的な3種類の意味と使い方
本コラムで扱うのは、金融用語のリスケではなく、ビジネスの一般的な場面におけるリスケです。ビジネスシーンでのリスケは「予定の変更」を意味しますが、さらに細かく分けると「日程調整」「仕様・条件変更」「数量・納期変更」の3種類があります。
「日程調整」のリスケ
1つ目の「日程調整」を意味するリスケは、ビジネスシーンで最も使われることが多いパターンです。
【リスケ(日程調整)の使い方】
「次の会議はリスケです。15日の10時からになりました」
関係者が集まる場や打ち合わせ、面談などの日時を変更する際に使われます。
「仕様・条件変更」のリスケ
2つ目の「仕様・条件変更」を意味するリスケは、プロジェクトや商品開発の現場で使われることが多いパターンです。日程の変更ではなく、商品・サービスなどの仕様変更や機能の追加を意味します。
【リスケ(仕様・条件変更)の使い方】
「先方からの要望で、デザインがリスケになりました」
「開発中の管理システムがリスケになります。3つの機能を追加することになりました」
仕様・条件の変更が発生すると、その後のスケジュールも変更せざるを得ません。ただ、この文脈における中心的な意味は、あくまで仕様・機能の変更である点に注意しましょう。
「数量・納期変更」のリスケ
3つ目は、製造現場などでの「数量・納期変更」のリスケです。受発注する商品の数量や納期について検討する際に用いられます。
【リスケ(数量・納期変更)の使い方】
「停電でラインが止まってしまったので、発注数か納期のリスケが必要です」
「A社から部品Bのリスケの相談が来ています」
この意味でのリスケには、日程調整の意味合いも含まれています。加えて、納品数の変更まで含まれる可能性がある点が特徴です。
リスケとキャンセル、ドタキャン、ペンディング(延期)の違い
リスケと似た言葉として使われる「キャンセル」「ドタキャン」「ペンディング」は、それぞれリスケとは異なる意味を持ちます。相手に誤解を与えないためにも、これらの言葉をきちんと区別しておきましょう。
リスケとキャンセル、ドタキャンの違い
リスケとキャンセル、ドタキャンの違いは、予定の「変更」か「取り消し」かという点にあります。
キャンセルは「予定の取り消し」であり、その予定自体がなくなること。ドタキャンは「土壇場キャンセル」の略語であり、予定日時の直前に取り消すことを指します。
【リスケとキャンセルの違い】
| 例文 | 意味 |
|---|---|
| 「会議をリスケします」 | 当初の予定を変更して、別の日程で会議を実施する |
| 「会議をキャンセルします」 | 会議の実施自体を取りやめる |
日程調整のつもりで「次回の会議はキャンセルです」と言ってしまうと、言われた側は「話し合う予定の議題はどうするのか?」と混乱してしまいます。使い方を間違えないように十分気をつけてください。
リスケとペンディング(延期)の違い
「ペンディング」という言葉は、キャンセルやドタキャンほど耳にする機会は多くないかもしれません。英語の「pending」がそのままビジネスの現場でも使われており、「保留」「延期」を意味します。キャンセルのような予定の取り消しではなく、次の予定を決めないまま変更だけを決めるものです。
リスケとペンディングの違いは、予定変更後の具体的な代替案があるか否かです。また、ペンディングは会議や打ち合わせだけでなく、案件やプロジェクト全体についても使われることが多い言葉です。
【リスケとペンディングの違い】
| 例文 | 意味 |
|---|---|
| 「会議をリスケします」 | 当初の予定を変更して、別の日程を決めたうえで会議を実施する |
| 「この企画はペンディングになります」 | 実施予定だった企画を保留し、再開予定日も決まっていない |
リスケの場合、リスケが決まった段階で次の予定を組む流れに進みます。他方、ペンディングの場合は、ひとまず実施を保留することを決定し、後日改めて日程や条件について検討します。ペンディングのまま立ち消えになることもあります。
リスケの依頼方法とメール例文
リスケを依頼する際は、速やかに連絡することが重要です。心理的なプレッシャーや罪悪感で手が止まり、後回しにしたくなるかもしれません。しかし、連絡が遅れれば遅れるほど、先方にかける迷惑も大きくなってしまいます。
今回は、ビジネスシーンのリスケで最も多い日程調整の依頼方法を解説します。「依頼メールをどう書けばいいかわからない」という場合は、ぜひ本項で紹介する手順や例文を参考に進めてみてください。
リスケ依頼のやり方・手順
リスケの依頼は、一般的にメールや電話で行います。社内であれば、直接対面して依頼することもあります。
以下のような流れで進めましょう。
【リスケ(日程調整)の流れ】
- ①日程調整の必要性が生じる
- ②自分のスケジュールを確認し、代替日を3つ用意する
- ③例文などを活用しながら、伝え方を決める
- ④相手にメール・電話・対面のいずれかの方法(または複数の方法)でリスケの希望を伝える
- ⑤相手からリスケの可否や代替日の希望について返信がある
- ⑥相手にメール・電話・対面のいずれかの方法(または複数の方法)で、リスケの検討・承諾へのお礼や謝罪を伝える
- ⑦予定変更後、対面した際に改めてお礼を伝える
リスケ依頼前の準備で不可欠な手順は、代替日案を複数用意することです。候補日が複数あれば、先方も予定を調整しやすくなるからです。候補日が多すぎると確認の手間が増えますので、基本は3つ、多くても5つ程度で提案するとよいでしょう。
その後の返信で、いずれの候補日も先方にとって都合がつかないことがわかったら、先方が対応可能な日を尋ねてみてください。
リスケは、一度決まった予定を自分側の都合で変更してもらう行為です。先方に対して失礼のないよう、十分に配慮しながら進めなければなりません。テンプレートや例文を土台にしつつ、適切な言葉遣いができているか、二重三重にチェックしてから伝えましょう。
リスケ依頼のメール例文
メールでリスケを依頼する場合、件名からリスケ依頼であることがわかるようにしましょう。その際、決して「リスケ依頼」などと書いてはいけません。「日程調整のお願い」など、言い換え表現を用います。
以下が、リスケ依頼のメール例文です。
【リスケ依頼のビジネスメール例文】
| 件名の例 | 【重要】○月○日お打ち合わせ 日程調整のお願い |
|---|---|
| 本文の例 |
株式会社○○(先方の企業名) お世話になっております。□□株式会社の××です。 【代替日案】 上記が難しい場合は、△△様のご都合のよい日程をいくつかお知らせいただけますと幸いです。 □□株式会社 |
社内メールの場合は、「お世話になっております」を「お疲れ様です」に変更し、企業名は部署名に置き換えるなど、より簡潔な形式で構いません。
なお、上はメール用の例文ですが、電話や対面での依頼にも応用できます。電話や対面では、途中で先方から了承や質問などが伝えられるため、失礼のないよう気をつけながら応じましょう。
リスケの理由に応じた伝え方と例文
リスケが発生すると、変更依頼を受けた側は「こちらとの約束は優先度が低いのだろうか」と不安になることがあります。先方の不安を和らげるには、適切な理由と伝え方が重要です。
前項のメール例文で使える理由別の伝え方をご紹介します。
担当者の体調不良・ケガ
リスケを発生させる最も多い理由が、担当者の体調不良やケガです。感染症の流行期などでは比較的理解されやすい理由ですが、頻繁に発生すると「本当の理由を隠すための言い訳なのでは」と誤解されてしまうかもしれません。
先方に疑念を持たれないように伝えるには、現在の状況を具体的かつ簡潔に説明するほうがよいでしょう。
【体調不良・ケガの場合の伝え方】
「昨晩から体調を崩しており、お伺いすることが難しくなってしまいました」
「昨日、事故によりケガをしてしまい、お伺いすることが難しくなってしまいました」
発熱がある場合は「発熱が続いております」といった情報を加えると、受け取った側も「それは仕方がない」と受け止めやすくなります。
交通機関の遅延や事故
リスケを生じさせる原因として次に多いのが、交通機関の遅延や事故でしょう。これらは予期せぬ事態であり、担当者自身がコントロールできるものでもありません。しかも、予定日時の直前に発生することがほとんどです。
「できる限り早く連絡を入れる」および「具体的な代替案を提示する」ことで、先方に誠意を示しましょう。
【交通機関の遅延や事故の場合の伝え方】
「直前のご連絡で申し訳ございません。電車遅延の影響により、予定時刻に間に合わない状況です」
もちろん、到着時刻を予測できるのであれば、当日の別の時間帯を提案することも可能です。ただ、交通機関の場合は「あと〇時間くらいで解消するだろう」という予測が外れることも珍しくありません。緊急の用件でない限りは、日を改めるほうが何度もリスケをせずに済みます。
業務上の急用やトラブル
ほかにリスケの原因となり得るのは、業務上の急用やトラブルです。即座に対応しなければ大きな損害につながる場合は、スケジュールの再調整もやむを得ません。システムトラブルにより業務遂行ができなくなるケースもこれに含まれます。
【業務上の急用やトラブルの場合の伝え方】
「急ぎ対応を要する事案が生じ、お伺いすることが難しくなってしまいました」
トラブルの具体的な内容は機密情報となるケースも多いため、無理に説明しなくても構いません。ただ、「うちの案件は後回しになるのか」というネガティブな印象を与えやすい理由ではあります。システムトラブルなどある程度説明できるものであれば、可能な範囲で簡潔に事情を伝えるとよいでしょう。
家族の病気・ケガ、身内の不幸
育児や介護、忌引など、家庭の事情でリスケが必要になることもあります。この場合、担当者自身にはコントロールできない要素が多いため、「リスケも仕方がない」と理解されやすいでしょう。特に、育児や介護、身内の不幸といった経験がある相手には、簡単な説明でも事情を察してもらえます。
これらの家族や身内に関わる事情でリスケを依頼する場合は、定型句の活用が便利です。
【家族の病気・ケガの場合の伝え方】
「家庭の事情により、お伺いすることが難しくなってしまいました。直前のご連絡となり、誠に申し訳ございません」
【忌引の場合の伝え方】
「身内の不幸により、お伺いすることができなくなりました」
病気・ケガからの回復や忌引後の日程は、リスケ依頼を受けた側にはなかなか予測できません。依頼する側自身も見通しを立てられない状況なら、無理に次の予定を確定させなくてもよいでしょう。そうしたケースでは、「日程につきましては、後日改めてご相談させていただきたく存じます」といった形で伝えられます。
もし、他のメンバーが代理として打ち合わせなどに参加できる場合は、日程の変更ではなく担当者の変更を打診してみてください。
担当者側のリソース不足・準備不足
リスケの理由として最も避けたいのは、リソース不足や準備不足です。具体的には
- 資料の準備が予定日に間に合わない
- 会議時間が延びて、訪問時間に間に合わない
- 別業務で本来担当であるメンバーが不在で、代替要員として動かざるを得なくなった
といった理由です。
社内での調整だけで済むリスケであれば、準備不足によるリスケも承諾される可能性はあります。一方で、他社との予定でこのようなリスケ依頼をすれば、信頼関係が大きく損なわれ、その後の取引にも悪影響を与えてしまうでしょう。
やむを得ずリスケの判断に至っても、先方の利益を考慮した伝え方が大切です。
【リソース不足・準備不足の場合の伝え方】
「資料の準備に想定以上の時間を要しております。より良い提案をさせていただきたく、お打ち合わせの日程を再度調整させていただけないでしょうか」
本来なら、予定日までにリソースを管理しながらタスクを遂行することが、ビジネスパーソンに求められるスキルです。このようなリスケ依頼を繰り返せば「タスク管理ができない人」「不誠実な人」という印象を与え、会社全体の信用も失いかねません。事前に予測できる内容なのに対策されていなかったとなればなおさらです。
リソースや準備の不足によるリスケが生じないよう、事前に人員や所要時間を確認し、不足の懸念が生じた段階でリソースの補充などを進めましょう。
リスケ依頼の6つのマナー・注意点
以上の内容について、リスケ依頼を先方に伝える前にチェックしたい6つのポイントにまとめました。
【リスケ依頼前のチェックポイント】
- (1)上司・取引先には「リスケ」以外の言い換え表現を使う
- (2)相手に迷惑をかけることを理解し、謝罪の言葉を伝える
- (3)前日・当日のリスケはメールと電話で伝える
- (4)代替案は複数用意し、相手の希望を優先する
- (5)リスケした日に対面したら、改めて謝罪とお礼を伝える
- (6)何回もリスケを繰り返さない
マナーとして気をつけるべき理由とともに解説します。依頼前の最終チェックにお役立てください。
(1)上司・取引先には「リスケ」以外の言い換え表現を使う
冒頭でもお伝えしたように、リスケという言葉はカジュアルな表現です。そのため、上司や目上の人、取引先などへ日程変更の依頼をする場合に「リスケ」という言葉を用いるのは適切ではありません。別の表現に置き換えて伝えましょう。
具体的な言い換え表現でよく使われるのは、「日程の変更」「日程の再調整」などです。
対面や電話で、うっかり「リスケをお願いします」と言わないよう、十分に気をつけてください。
(2)相手に迷惑をかけることを理解し、謝罪の言葉を伝える
リスケを依頼する際は、先方が納得できる理由とともに、お詫びの言葉を伝える必要があります。事情をきちんと説明したうえで、「ご迷惑をおかけして申し訳ございません」など、先方の迷惑になっていることを謝罪すれば、悪印象は軽減されるでしょう。
なお、理由を伝える際も、なるべく先方を不快にさせない表現を選ばなければなりません。例えば、「案件Aのほうが重要であるため、日程の再調整をお願いします」などと言ってしまえば、「こちらの案件は重要ではないということか」と先方を怒らせてしまいます。不用意な言葉が紛れ込んでいないか、しっかりチェックしてから伝えましょう。
(3)前日・当日のリスケはメールと電話で伝える
リスケ依頼の中でも、特に注意しなければならないのが、直前のリスケ依頼です。
本来の予定日の前日や当日に日程変更が必要になった場合は、メールと電話の両方ですぐに伝えましょう。先方は既に準備を進めていますし、予定場所で無駄に待たせてしまうことになるからです。連絡が取れなければ、「ドタキャンされた」と思われる恐れもあります。
こうした事態を避けるためには、メールと電話の両方で伝えることが不可欠です。まずは電話で日程調整のお願いと謝罪を直接伝え、その後、メールで具体的な日程調整を行うとよいでしょう。もし電話がつながらない場合は、メールで日程調整のお願いと謝罪を伝え、併せて候補日も提案してください。
直前のリスケは相手に大変な迷惑をかけてしまいます。やむを得ない事態においてのみ選ぶ手段であることを理解し、特に誠意を持ってお願いすることが大切です。
(4)代替案は複数用意し、相手の希望を優先する
リスケ依頼に当たっては、リスケの代替日案を複数用意し、相手のスケジュールを最優先に調整することが原則です。一方的に日程を通知するようなやり方は、「自己中心的」という印象を与え、その後の信頼関係に暗い影を落とすことになるでしょう。
そうならないためにも、「先方の希望に合わせて決める」ことを前提に、代替日案を提案します。依頼する側として必ず応じられる日程を3つほど伝え、先方に選んでもらってください。いずれも先方の都合に合わない場合は、先方にとって都合のよい日を提案してもらいましょう。
(5)リスケした日に対面したら、改めてお詫びとお礼を伝える
リスケが成立したら、次に対面した際に改めてお詫びとお礼の言葉を伝えます。リスケ依頼時や承諾をもらったとき以外に、もう一度伝えることで、誠意を示すことができるからです。
【謝罪とお礼のタイミング】
| 謝罪 | リスケ依頼時とリスケ後の対面時の2回 |
|---|---|
| お礼 | リスケ成立時とリスケ後の対面時の2回 |
例えば、体調不良でリスケをお願いしたあとに対面した際は、次のような伝え方ができます。
【体調不良によるリスケの謝罪とお礼(対面時)の例】
「この度は、急な日程のご変更をお願いしてしまい、申し訳ございませんでした。おかげさまで体調も回復いたしました。変更に応じていただき、誠にありがとうございました」
「おかげさまで〇〇」の部分は、リスケの理由に応じて置き換えましょう。
(6)何回もリスケを繰り返さない
そして、最も重要なことは、「何回もリスケを繰り返さない」ことです。
リスケは先方のスケジュールを乱し、追加の労力を強いることになるものです。社外の相手との予定であれば、「リスケは1回限り」が原則。2回以上の変更は避けてください。2回目の変更が必要と考えられる場合も、日程を変更せずに、他のメンバーに対応してもらえないかどうかを検討しましょう。
社内の予定であっても、リスケが重なるほど次の予定が不明確になり、関係者に混乱が発生しやすくなります。リスケを繰り返す人について「信用できない」という印象も抱いてしまうでしょう。
リスケを最小限に抑えるためにも、現在のタスク量と所要時間、他の約束などをしっかり把握し、余裕を持ってスケジュールを組みましょう。
リスケ依頼に対するメール返信の例文
ここまで、リスケを依頼する側としてのマナーや例文を解説してきました。では、リスケを依頼されたら、どのように返信すればよいのでしょうか。
本コラムの最後に、メールでの返信例を簡単にご紹介します。
リスケを承諾する場合のメール例文
リスケの依頼を受けたら、多くの場合は承諾の言葉とともに希望日を伝えます。まずは連絡をもらったことへのお礼を述べ、その次に希望日を伝えるという流れです。
【リスケ依頼メールへの返信例】
| 件名の例 | Re:【重要】○月○日お打ち合わせ 日程調整のお願い |
|---|---|
| 本文の例 |
□□株式会社(先方の企業名) お世話になっております。株式会社〇〇の△△です。 では、ご提案いただいた以下の日程で再調整いただければと存じます。 ○月○日(○)○時〜○時 ご確認のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。 株式会社〇〇 |
もし、リスケ依頼の理由が体調不良であるなら、
「どうぞお大事になさってください」
「早いご回復をお祈り申し上げます」
などの一文を添えると、先方への気遣いを示すことができます。
提案された条件でのリスケを断る場合の例文
リスケ依頼で提案された日程ではいずれも都合がつかないとしても、「リスケ自体を断って予定通りの日程で進める」という方法は、あまり好ましい対応ではありません。その後の信頼関係に支障を来す可能性があるからです。
日程を変更によりステークホルダーのスケジュールや市場への製品投入時期に重大な影響を及ぼさない限り、リスケの依頼には応じるほうがよいでしょう。 リスケ後の日程は、依頼される側として調整しやすい日程を優先して構いません。
【依頼される側からの日程提案を伴う返信例】
| 件名の例 | Re:【重要】○月○日お打ち合わせ 日程調整のお願い |
|---|---|
| 本文の例 |
□□株式会社(先方の企業名) お世話になっております。株式会社〇〇の△△です。 ただ、ご提案いただいた日程では都合がつかず、他の日程をご提案させていただきたく存じます。お打ち合わせが可能な日時は、以下となります。 【候補日】 恐れ入りますが、ご都合をお知らせいただけますと幸いです。 |
やむを得ず日程を変更できない場合は、他のメンバーに参加してもらえるよう依頼する手もあります。しかし、担当者本人の参加が大前提である面談や打ち合わせについては代理を立てられないため、日程調整で対応しましょう。
リスケを予防するタスク管理力・タイムマネジメント力を身につけよう
何らかの事情でリスケが必要になったら、速やかに先方へ連絡しましょう。
ただし、自身の都合だけで何回もリスケを繰り返せば、それだけ相手との信頼関係が損なわれてしまいます。リスケの発生を回避するには、普段から適切なタスク管理とタイムマネジメントを徹底したいところです。
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