新入社員意識調査2025(業界別:情報通信業編)
情報通信業界の新人の特徴、専門家志向「高」、成長意欲「高」
専門スキルの発揮の土台となるバイタルスキル®の習得が活躍人材への近道
2025年7月11日
累計20,000社450万人以上の組織開発・人材育成を支援するALL DIFFERENT(オールディファレント)株式会社(所在地:東京都千代田区 代表取締役社長:眞﨑大輔)および「人と組織の未来創り®」に関する調査・研究を行うラーニングイノベーション総合研究所®は3月25日~4月24日の期間で、2025年度入社の新入社員3,933人を対象に「新入社員意識調査」を行いました。本レポートでは、情報通信業の新入社員の調査結果を公表いたします。
〈背景〉
AIやクラウド技術の発展が目まぐるしい情報通信業。今後、SoR型の領域から、SoE型システムの実現の比重が高まり、平均的な技術的知見やスキルだけでなく、新たな技術に対応して高付加価値を生み出すIT人材が求められると予想されています。仕事の高度化が予測される情報通信業へ入社した新入社員は、仕事に対してどのような想いをもって入社を決めたのでしょうか。本レポートでは、情報通信業の新入社員に特化した調査レポートを公表いたします。本調査結果が、人材育成・組織創りに悩む経営層、人事担当者、さらには現場の管理職やOJT担当の皆さまにとって、今後の取り組みに活かせる有益な情報となれば幸いです。
調査結果の概要
- 将来担いたい役割「専門家」が34.4%でトップ、他業種より約10ポイント高い
- 会社に期待するキャリア形成支援「上司に相談できる機会」が52.9%で1位
- 今後取り組みたい仕事「自身の成長につながる仕事」「自分のペースでやり切れる仕事」が他業種より8.2ポイント、10.3ポイント高い
- 自分が成長するために必要なもの1位「成功体験」
- キャリアアップにつながる理想の上司「間違いを指摘して正してくれる」が約6割トップ
- 考察「ITの進化に負けない 新入社員の成長意欲促進サポート」

入社を決めた理由「志望業界だったから」42.3%でトップ、他業種より6ポイント以上高い
本調査では、情報通信業の新入社員の特徴を探るべく、情報通信業の新入社員と、情報通信業を除く全業種(以下、他業種と記載)の新入社員の回答結果を比較します。
初めに、2025年度に入社した情報通信業の新入社員に対し、就職先へ入社を決めた理由を質問しました。
結果、「志望業界だったから」が42.3%とトップの回答となり、他業種より6.5ポイント高い割合となりました。次いで「仕事内容が合っていたから」が16.9%、「社員が魅力的だったから」が14.4%と続きました。この結果から、IT業界への興味関心が強い新入社員が、情報通信業へ入社していることが推察できます。(図1)

将来担いたい役割「専門家」が34.4%でトップ、他業種より約10ポイント高い
次に、情報通信業の新入社員が将来会社で担いたい役割について質問しました。
結果、「専門性を極め、プロフェッショナルとしての道を進みたい(専門家)」が34.4%で最も高い割合となりました。これは、他業種より9.3ポイント高い割合となりました。続いて、「組織を率いるリーダーとなり、マネジメントを行いたい(管理職)」が23.8%、「まだはっきりしておらず、今後決めていきたい」が22.3%、「特にキャリアについての志向はなく、楽しく仕事をしていたい」が18.6%という結果となりました。「まだはっきりしておらず、今後決めていきたい」、「特にキャリアについての志向はなく、楽しく仕事をしていたい」の結果については、他業種よりそれぞれ1.5ポイント、6.0ポイント低く、明確なキャリア志向を持っている割合が高いことがわかりました。(図2)

会社に期待するキャリア形成支援「上司に相談できる機会」が52.9%で1位
専門家志向の割合が高い情報通信業の新入社員ですが、キャリア形成について会社に期待する支援は何か質問しました。
結果、「上司に相談できる機会をつくってほしい」が52.9%とトップになりました。次いで、「キャリア形成についてのセミナーや勉強会などを開催してほしい」が43.6%、「上司以外の社員に相談できる機会をつくってほしい」が31.2%という結果になりました。
他業種と大きな違いがあった項目は「キャリア形成についてのセミナーや勉強会などを開催してほしい」で、他業種より8.6ポイント高いという特徴がありました。(図3)

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