内定者意識調査(内定期間中のサポート編)
9割以上が、人事の「不安・疑問への丁寧な対応」で入社意欲高まる
内定式後は「働くイメージの具現化」と「同期・先輩との人脈形成の場づくり」が鍵
2026年2月13日
累計20,000社460万人以上の組織開発・人材育成を支援するALL DIFFERENT(オールディファレント)株式会社(所在地:東京都千代田区 代表取締役社長:眞﨑大輔)および「人と組織の未来創り®」に関する調査・研究を行うラーニングイノベーション総合研究所®は、2025年9月25日~12月16日の期間で、2026年入社予定の内定者465人を対象に「内定者意識調査」を行いました。26卒内定者が内定期間に受けたサポートとそれによる意識の変化について調査・分析した結果を公表します。
〈背景〉
近年続く「売り手市場」のもと、採用スケジュールの前倒しやインターンシップ経由の早期選考が一般化し、就職活動に取り組む学生は、早期に複数の内定を獲得しやすくなっています。就活生は複数の内定企業を比較したうえで、自ら最適な選択をする傾向が強まり、その結果、企業側にとっては内定辞退のリスクが高まるという構造的な課題が生じています。
こうした状況を踏まえ、内定辞退の実態や、内定者に入社意欲を高めてもらい内定辞退を予防するために企業が取り組むべきことを明らかにすべく、内定者の実際の体験と意識に焦点を当て、調査を行いました。内定者育成、新入社員育成に携わる採用・人事担当者の皆さま、さらには経営層、現場の管理職の方にとって、有益な情報となれば幸いです。
調査結果の概要
- 内定辞退の経験、半数以上の内定者が「辞退したことがある」と回答(図1)
- 内定辞退の理由、1位「第一志望の企業ではない」、2位「働くイメージが持てない」(図2)
- 選考過程で「企業説明会」を受けた内定者、9割以上が「志望度が上がった」と回答(図3)
- 内定式までに、内定先企業と「面談」をした内定者、9割以上が「ポジティブな気持ち」に(図4)
- 会社・人事に「不安・疑問に丁寧に対応してもらった」内定者、9割以上が内定式までに「入社意欲が高まる」(図5)
- 内定期間中、内定先企業に求めるサポート1位「先輩と人間関係を築く機会」、半数以上が回答(図6)
- 考察「内定者の入社意欲を高める、時期別サポート」

内定辞退の経験、半数以上の内定者が「辞退したことがある」と回答
初めに、26卒内定者に対して、企業からの内定を辞退したことがあるかを質問しました。結果、51.4%が辞退したことがあると回答し、半数以上が内定辞退を経験していることがわかりました(図1)。
内定辞退の理由、1位「第一志望の企業ではない」、2位「働くイメージが持てない」
次に、図1で辞退したことがあると答えた回答者に、内定を辞退した理由について質問しました。結果、「第一志望の企業ではなかった」と回答した人が55.6%で、半数以上が、就職活動期間中に設定した第一志望の企業かどうかを、入社先企業を選ぶ際に重視していることがうかがえます。
次に、「自分が働くイメージが具体的に持てなかった」(25.1%)、「給与・待遇が良くなかった」(17.6%)が続きました(図2)。

選考過程で「企業説明会」を受けた内定者、9割以上が「志望度が上がった」と回答
ここからは、選考過程における内定先企業から受けたサポートや取り組みが、その企業への志望度にどのような影響を与えたかを見ていきます。
結果、「志望度が上がった」と回答した割合は、「企業説明会」のサポートを受けた内定者では93.0%でした。次に、「先輩社員との座談会」と「面接後のフィードバック」のサポートを受けた内定者では86.8%と同等の割合で続きました。
一方、「OBOG訪問」や「自己分析セミナー」のサポートを受けた内定者は、約半数は志望度が上がったものの、約4割は「どちらでもない」と回答する結果となりました(図3)。

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