キャリアアップのために上司に求めるものは?新人は"優しさ"、管理職は"リーダーシップ"
2017年3月6日
- レポートのサマリ
-
- 1. キャリアアップにつながる上司は「リーダーシップのある上司」と6割以上が回答
- 2. 役職別に見ると、「リーダーシップのある上司」を挙げる比率は、管理職で高い
- 3. 「優しく指導する上司」がキャリアアップにつながると答える比率は、新人で高い
1. キャリアアップにつながる上司は「リーダーシップのある上司」と6割以上が回答
回答を集計した結果、6割以上の方は自分のキャリアアップにつながる上司に「リーダーシップのある上司」を挙げていることが分かりました。次いで多くの回答者が挙げている「専門力の高い上司」とは3割近い差が開いています(fig.1)。
また、2016年4月に新入社員を対象に行った同様のアンケートでも、最も高い割合になった項目は「リーダーシップのある上司」でした(40.0%)。ただし、「厳しく指導する上司」を除く他の項目との差は5.6%以下で、あまり大きくはありませんでした(fig.2)。
2. 役職別に見ると、「リーダーシップのある上司」を挙げる比率は、管理職で高い
キャリアアップにつながる上司像に「リーダーシップのある上司」と答えた人の割合を役職別で比較すると、以下のことが分かりました(fig.3)。
- ・ 「リーダーシップのある上司」を挙げる割合は、管理職が他の役職と比べて最も高い(81.5%)
- ・新人から一般、係長・主任、管理職と役職が上がるにつれて「リーダーシップのある上司」を挙げる割合が高くなっている
3. 「優しく指導する上司」がキャリアアップにつながると答える比率は、新人で高い
キャリアアップにつながる上司像に「優しく指導する上司」と答えた人の割合を役職別で比較すると、以下のことが分かりました(fig.4)。
- ・ 「優しく指導する上司」を挙げる割合は、新人が他の役職と比べて最も高い(37.6%)
- ・新人から一般、係長・主任、管理職と役職が上がるにつれて「優しく指導する上司」を挙げる割合が低くなっている
調査結果から考察すると、以下のようになります。
- ・管理職などリーダーシップが求められる役職の多くは、自身のキャリアアップにつながる上司にもリーダーシップを求める
- ・ 新人は、上司から優しく指導を受けながら仕事を経験し、キャリアを積み上げていきたいと考える傾向がある
【アンケート実施概要】
| アンケート名 | 人材育成クイックリサーチ | 2016年新入社員アンケート |
|---|---|---|
| 対象 | Biz CAMPUS Basicの研修受講者 (東京会場で開催の研修) |
Biz CAMPUS Basicの新入社員研修の受講者 (開催地域:東京・横浜・名古屋・大阪) |
| 時期 | 2016年12月14日 ~ 12月22日 | 2016年4月4日 ~ 4月6日 |
| 回答数 | 1,038名 | 3,931名 |
調査・研究 一覧
-
2026年1月26日 管理職志向のない中堅社員の意識調査
管理職打診で「承諾」する中堅社員は8.3%
次世代リーダー育成のポイントは期待する役割の意図的な伝達 -
2026年1月16日 中堅社員の意識調査(成長実感編)
成長実感ない中堅社員の約3割が「期待されている役割が不明」
「期待する役割」の明確な伝達が成長意欲を高め、活躍・定借の糧に -
2026年1月14日 中堅社員の意識調査(キャリア志向編)
ストレッチ経験ある社員ほど、キャリア志向が明確な傾向
意図的・計画的なストレッチアサインで、現状維持を打破する「キャリア自律」促進を -
2025年12月26日 中堅社員の意識調査(ミドルキャリアの「壁」編)
中堅社員、知識・スキルの不安「乗り越えられていない」が約3割
正しい自己認識と学びの機会提供で不確実性の時代の不安克服を後押し -
2025年12月8日 社内コミュニケーションに関する若手社員意識調査
若手は雑談を通じた交流を望む傾向に
双方向の対話を生むきっかけ創りが心理的安全性と信頼関係を育むカギ



