社内コミュニケーションに関する若手社員意識調査
若手は雑談を通じた交流を望む傾向に
双方向の対話を生むきっかけ創りが心理的安全性と信頼関係を育むカギ
2025年12月8日
累計20,000社450万人以上の組織開発・人材育成を支援するALL DIFFERENT(オールディファレント)株式会社(所在地:東京都千代田区 代表取締役社長:眞﨑大輔)および「人と組織の未来創り®」に関する調査・研究を行うラーニングイノベーション総合研究所®は、若手社員の社内コミュニケーションに関する調査を分析しました。
〈背景〉
日本のビジネス文化では、1年の労をねぎらい、社員同士の親睦を深める「忘年会」という慣習が大切にされてきました。社内コミュニケーションは、信頼関係の構築やチームの一体感、イノベーションの創出にもつながる重要な要素です。近年は、リモートワークやフレックス制度が普及する一方で、一部の企業ではオフィス回帰・出社回帰の動きも見られ、リアルコミュニケーションの重要性が再評価されています。
他方で、「業務外の飲み会」や「職場でのプライベートの共有」に対して心理的なハードルを感じる若手社員もおり、多様な価値観やライフスタイルを尊重しながら、どのように若手社員と交流を促進していくべきか、模索している企業も多いことでしょう。
そこで、当社では、若手社員が社内コミュニケーションに対してどのようなニーズを持っているか調査しました。本レポートが、若手社員との交流の在り方を模索している人事担当者や管理職の皆さまにとって、有益な情報となれば幸いです。
調査結果の概要
- 若手社員が最も交流したい相手は「仕事で直接関わる先輩」、6割以上が回答(図1)
- 若手社員が求める社内交流の手段、「就業時間内の雑談」「就業時間外の雑談」が上位に(図2)
- 「職場の人間関係」重視の若手社員、求める社内交流の手段は「就業時間内の雑談」が最大(図3)
- 「仕事を通じた成長」重視の若手社員、求める社内交流の手段は「就業時間外の雑談」が最大(図4)
- 今の会社で働き続けたくない若手社員、「面談」を求める傾向に(図5)
- 上司と良好な関係を築く若手社員は、周囲の先輩と業務外の交流が「頻繁にある」傾向に(図6)
- 考察 若手社員と相互理解・信頼関係を深める取り組みとは

若手社員が最も交流したい相手は「仕事で直接関わる先輩」、6割以上が回答
まず初めに、社内のどのような相手と交流を深めていきたいと考えているか、質問しました。結果、「仕事で直接関わる先輩」と64.5%が回答し、最大の割合となりました。次に、「自部署の、役職が1つ上の上司」(45.1%)、「性格や価値観、趣味などが合う先輩」(43.8%)と続きました(図1)。

若手社員が求める社内交流の手段、「就業時間内の雑談」「就業時間外の雑談」が上位に
次に、上司や先輩とどのような手段で交流を深めていきたいかを質問しました。結果、「就業時間内の雑談」と回答した割合が59.7%と最大となりました。次に、「休憩時間や就業時間前後の雑談」(57.0%)、「平日のランチ」(40.0%)と続きました。一方で、「SNS」(8.2%)や「メールやチャット」(16.1%)による交流を求める人は、少ないことがわかりました(図2)。

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