入社直前意識調査(AI活用編)
2026年度新入社員の8割超が生成AIを活用
「AIで成果創出」人材を育成するカギは思考力を深める経験の設計
2026年4月13日 |NEW!
累計20,000社460万人以上の組織開発・人材育成を支援するALL DIFFERENT(オールディファレント)株式会社(所在地:東京都千代田区 代表取締役社長:眞﨑大輔)および「人と組織の未来創り®」に関する調査・研究を行うラーニングイノベーション総合研究所®は2026年1月20日~3月4日の期間で、2026年に企業に入社する新入社員を対象に、「入社直前意識調査」を行いました。本レポートでは、26卒のAI活用に関する意識について調査・分析した結果を公表いたします。
〈背景〉
日々、進化を続ける人工知能(AI)。既に多くの企業で生成AIの活用が導入されており、業務の効率化や生産性の向上だけでなく、新規事業やイノベーションの創出など様々な模索が行われています。
2026年度の新入社員は子供のころからスマホやSNSに触れてきており、学生時代にオンライン授業を経験した人も多い世代です。さらに、効率を重視する傾向が強く、生成AIを日常的に使用している初めての世代でもあります。
そんな2026年度新入社員は今まで生成AIをどのように活用し、また今後仕事でどのように向き合っていきたいと考えているのか、AI活用に関する調査を行いました。本レポートが、新入社員の育成に取り組む経営層、人事担当者、さらには現場の管理職の方、OJT担当の方にとって有益な情報となれば幸いです。
調査概要
- 2026年度新入社員の86.1%が生成AIを使用。約4人に1人が「ほとんど毎日使う」と回答
- 生成AIの利用目的は「調べものや情報収集」が約半数。「思考の整理」「アイデア出し」が続く
- 生成AIを使うときの工夫、「自分でも一度考えたり調べたりした」は5割超
- 生成AIを使う不安、「情報の正確性」は7割超でダントツ。約半数が「思考・創造力の低下」を危惧
- 生成AIが就職活動に与えた影響、「特になし」が3割超。「自分の軸が明確になった」などポジティブ項目が続く
- 働くうえでAIの活用、「非常に必要」「やや必要」が91.8%。「使わないという選択肢ない」の声も
- 生成AIの進化による将来や今後の仕事への影響、「不安を感じない」が53.4%で、「感じる」やや上回る。不安の内容は、「自分の仕事が置き換わる」がトップ
2026年度新入社員の約9割が生成AIを使用。約4人に1人が「ほとんど毎日使う」と回答
まず、生成AI(ChatGPTやGemini、Copilotなど)をどのくらいの頻度で使っているか、質問しました。
結果、「ほとんど毎日使う」(23.7%)、「週に数回使う」(42.5%)、「月に数回使う」(19.9%)、「ほとんど使わない」(9.4%)、「全く使わない」(4.5%)となりました。
2026年度に入社する新入社員の86.1%が日常的に生成AIを使っていると回答する結果となりました(図1)。
生成AIの利用目的は「調べものや情報収集」が45.9%でトップ。「思考の整理」「アイデア出し」が続く
次いで、生成AIの利用目的について質問しました。
結果、「調べものや情報収集」の割合が最も高く、45.9%でした。「思考の整理」(39.8%)、「アイデア出し」(34.2%)、「メールの作成」(33.8%)、「勉強のサポート(専攻分野の勉強、資格試験、語学など)」(33.1%)が3割超で続き、様々な目的で利用していることがわかりました(図2)。
生成AIを使うときの工夫、「自分でも一度考えたり調べたりした」は5割超
生成AIを使うときに工夫したことや注意したことについて聞いたところ、「自分でも一度考えたり調べたりした」が55.3%でトップ。「最適な結果を得るため、プロンプト(指示文)を工夫した」も、51.1%で半数を超えました。
しかし、「情報の正確性を確認した」は46.6%、「出力結果をそのまま使用せず、自分の言葉で表現しなおした」は44.7%と、半数以下となりました(図3)。
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