新入社員意識調査2026(情報通信業編)
情報通信業の新入社員、「自身の成長を評価されたい」が半数以上
AI時代の成長・活躍を実現するにはバイタルスキル®習得の設計が必須
2026年7月23日 |NEW!
累計20,000社470万人以上の組織開発・人材育成を支援するALL DIFFERENT(オールディファレント)株式会社(所在地:東京都千代田区 代表取締役社長:眞﨑大輔)および「人と組織の未来創り®」に関する調査・研究を行うラーニングイノベーション総合研究所®は、2026年3月24日~5月6日の期間で、2026年度入社の新入社員3,849人を対象に意識調査を行いました。本レポートでは、情報通信業の新入社員の特徴を調査・分析した結果を公表いたします。
〈背景〉
情報通信業では、DX投資の拡大やAIの進展を背景に、2030年には最大79万人のIT人材不足が見込まれています。特にAI・データ領域などの高度なスキルを保有する人材不足が深刻化しており、人材課題は「量」から「質」へとシフトしつつあります。一方で経験者採用に頼る傾向が強く、人材育成への投資が後回しになる企業も少なくありません。しかし、自社で人材を育成できない状況が続くと、人材不足の解消がさらに難しくなります。そのため、今後は経験の浅い人材を早期戦力化する育成の仕組みづくりが、定着・活躍へとつなぐ重要なポイントとなります。
本調査はこうした背景を踏まえ、情報通信業における新入社員の価値観や志向を明らかにし、今後の育成の方向性を考察します。本調査レポートが情報通信業の経営者・人事・管理職・育成担当者の皆さまにとって、26年度卒新入社員を理解する一助になれば幸いです。
調査結果の概要
- 将来担いたい役割、「専門職」志向がトップで他業種より7.7pt高い
- 専門職志向の理由、「いざというときに専門性を活かしたい」がトップで64.0%が回答
- 評価されたいこと、「自分の成長」が半数以上で他業種より10pt以上高い
- 20代の時間の使い方、「プライベート」「自己投資」を重視する傾向
- 働く時間、「定時に帰りたい」が半数で他業種より8.5pt高い
- 長く働きたいと思う会社の雰囲気・文化、「学び・自己成長を支援」が他業種より10pt以上高い
- 成長に必要なもの、他業種より「上司からのフィードバック」求める傾向
- 会社に期待するキャリア形成支援、他業種より「セミナーや勉強会」求める傾向
- 勤続意向、他業種より低く58.8%だが、7年間で増加傾向続き、過去最高の割合
- 今の会社で働き続けたいと思う条件、「職場の人間関係が良い」が6割でトップ
将来担いたい役割、「専門職」志向がトップで他業種より7.7pt高い
本レポートでは情報通信業の新入社員の特徴を探るべく、情報通信業の新入社員と、情報通信業を除く全業種(以下、他業種と記載)の新入社員の回答結果を比較します。
はじめに、将来会社でどのような役割を担いたいか質問しました。
結果、情報通信業の新入社員は、「専門性を極め、スペシャリストとしての道を進みたい(専門職)」と回答した割合が最も高く36.8%となりました。
他業種の結果と比較すると、専門職志向が7.7ポイント高い割合となりました。一方で「組織を率いるリーダーとなり、マネジメントを行いたい(管理職)」は他業種より5.0ポイント低い20.7%となりました。
キャリア不確定層の「まだはっきりしておらず、今後決めていきたい」(20.7%)、「特にキャリアについての志向はなく、楽しく仕事をしていたい」(20.4%)の割合も、他業種より低くなりました(図1)。
専門職志向の理由、「いざというときに専門性を活かしたい」がトップで64.0%が回答
図1の質問で「専門性を極め、スペシャリストとしての道を進みたい(専門職)」と回答した情報通信業の新入社員に対して、なぜ専門職になりたいと思うか質問しました。
結果、「いざというときに専門性を活かして仕事をしていきたいから」がトップで64.0%が回答しました。この割合は他業種より3.7ポイント高い結果となりました(図2)。
評価されたいこと、「自分の成長」が半数以上で他業種より10pt以上高い
続いて、情報通信業の新入社員に対して、これからどのようなことで評価されたい(認められたい)か、質問しました。
結果、他業種の回答と異なる傾向が見られました。情報通信業では「自分の成長(スキルアップ・知識習得)」が52.6%でトップになり、他業種より10.9ポイント高くなりました。一方で、他業種では「取り組み姿勢(努力・頑張り・素直さ)」がトップとなり、情報通信業より7.2ポイント高くなりました(図3)。
続きはこちらからお読みいただけます
下記フォームに必須事項をご入力ください(30秒)
調査・研究 一覧
-
2026年7月23日 新入社員意識調査2026(情報通信業編)
情報通信業の新入社員、「自身の成長を評価されたい」が半数以上
AI時代の成長・活躍を実現するにはバイタルスキル®習得の設計が必須 -
2026年7月17日 新入社員意識調査2026(製造業編)
製造業の新入社員、長く働き続けたいが、スキルアップの取り組み「今は何もしていない」
ぬるま湯化リスク脱却のカギは、チームへの貢献・成長の見える化設計 -
2026年7月15日 新入社員意識調査2026(卸売業・小売業編)
卸・小売業の新入社員の「管理職志向」、4年連続低下
AI時代のキャリア形成に重要なのは中長期のバイタルスキル®習得の仕組み -
2026年6月26日 新入社員意識調査(成長の価値観編)
成長のために必要なもの「成功体験」が1位
フェイディングによる成功体験の設計が主体的な成長意欲を高める -
2026年6月25日 新入社員意識調査(キャリア・勤続意向編)
働き続けたい職場の条件1位「人間関係が良い」
周囲の関わりの量と質を高める仕組みが、持続的な成長・活躍をサポート



